文芸館「読み聞かせ展」 最終日(8月28日)に行ってきました。
夏休み最後の日曜とあって、子どもは7人だけでしたが、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
チャイルドママの柴田さん、越田さん、林さんの大型絵本の読み聞かせです。
ご自分たちで作られた絵本だそうです。
後からうかがったところ、構想から入れると2年もかかって作られているそうです。
すばらしいのは当たり前?
「さららん ぱららん えんどうまめ」
おばあさんに捨てられてしまうほど小さいエンドウ豆の、立身出世のお話。
子ども達は小さいエンドウ豆にすぐに自分を重ねることができたのでは?
絵本の仕掛けも、大きさを強調するもので観音開きばかりでなく上にも広がるものでした。
お話の内容と淡い絵の感じがとてもマッチしていて、うちの娘もとても気に入ってました。
「ならなし」
ならなしとは、大きな山を3つ超えてやっと穫れるという珍しいなしのことだそうです。
病気のおとうさんのために3兄弟が順番に出掛けます。
途中で出会う雀がキーマンいや、キーバードです。
バタバタ苦しんでいるしかけが、何でも無いようでいて、見事です。
赤鬼が太郎、次郎を吐き出すアングルも迫力あるものでした。
「弥三郎お婆さのお話」
浜松の地名が出てきたり、浜松の方言だったりと地元ッ子にはたまらないお話です。
神ヶ谷はここら辺とか、広沢の西来院は家康の奥さんのお墓があるのよとか前説があると、絵本に集中しますね。
チャイルドママの皆さんの読み聞かせが終わると、ここ文芸館の館長さんの読み聞かせです。
男の方の読み聞かせもなかなかいいものです。
スズキコージさんの「エノカッパくん」の仕掛けで子どもたちをくぎづけでした。
パフォーマンスはまだ続きます。
こども7人、贅沢三昧です。
安藤さん77才、私が見た事のある最高齢マジシャンです。
微妙な間が、何となく笑いを誘います。
種が見えたり、失敗したりとご愛嬌でしたが、リングマジックは大成功。
子どもたちばかりか大人からもちゃ~んと「なんで~」を引き出しました。
おかあさんもマジック教えてもらったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。
それにつけてもこの人数ではもったいない、でも私たちにしたらオトク感いっぱいの時間でした。
みなさん有り難うございました。
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