kyoko寺子屋

2006年11月27日

指編み講座

20061127amimono.jpg今日は、特別講師を迎えての指編み講座を開催。
講師は、幼稚園年長組の女の子 うさぎ先生。
実は以前、我が家に遊びに来てくれたうさぎちゃんが、とても上手に折り紙の折り方を教えてくれたので、いつか うさぎちゃんに先生になってもらって、子供たちに何か教えてもらえないかなぁと考えていたところ、うさぎちゃんが指編みを楽しんでいると言う情報をキャッチした。
季節柄、編み物はタイムリーだし、指編みなら子供でも短時間で作品を仕上げられる…。
いいかも!!と思い早速、うさぎちゃんに指編みの講師依頼をして今回の運びとなった。
参加者はT太郎(小4)・R太郎・M美ちゃん(小2)・Wちゃん(年中)の4人。
まず、厚紙を用意し自分の左手をトレースして切り抜いた物(途中で休みたい時に、毛糸をそのまま手型に移して使うもの)を用意する。
いよいよ うさぎ先生の説明が始まる。
様子を見ているとみんな思いの他、真剣に聞いている。
それでは作業開始!
しばらくすると、「これでいいの?」「あっ、まちがえた!」とあちこちから声が出たが、救いの神うさぎママのフォローもあり、みんなで鼻歌などを大合唱しながら何とか順調(?)にマフラーを編んだ。(途中で年中のWちゃんがB.G.M.係になった以外は…)

今日の寺子屋の最大のポイントは、教える側が大人ではないこと!
案の定、うさぎ先生より先に我が家に来ていたM美ちゃんは「えっ!幼稚園の子が教えてくれるの?」と少々不安気味だったが、終わってみると「小さくても(教えることが)できるんだね。」と今日の感想を述べていた。
物事は、大人から教えてもらう物と思っている子供たちにとって、今日のうさぎ先生はとても新鮮だったことだろう。うさぎ先生が帰ったあと、「うさぎ先生は、みんなに指編みを教えるために、努力と工夫をたくさんしたんだよ。」と伝えた。
昔のように、外の空き地や公園に行けば必ず誰かが居て遊ぶことができ、自分の知らない遊びを他の子から教えてもらう事など、今の子供には難しくなってきているし、ましてや異年齢の子供と遊ぶとなるとなおのことだ。
大人であろうが子供だろうが、男であろうが女であろうが、健常であろうがなかろうが、人に対して敬意を払う・尊敬・感謝の念を持つということの大切さを、今日の寺子屋からほんの少しでも子供たちが感じてくれると嬉しい…。

最後に、今日の大役を快く引き受けていただき、またその任を十二分に果たして下さった、うさぎ先生と数々のフォローアップをしていただいた うさぎママに心よりお礼申し上げます。

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2006年11月14日

「はてな?」 月 ~その2~ 

20061109tsuki.jpg今回の寺子屋は月の観察その2、前回の失敗で学んだ問題点を解決しよう!!
 前回でた問題点 1.観察時の広い視界の確保
         2.水平の観察地点の選択
         3.月の位置と高さの測定法 
2回目の観察日11月4日(満月の観察)は、ちょうど土曜日にあたる。と言うことは…。
そうです!天文台が毎週土曜日に行っている天体観望会の日ではありませんか!!
これはもう行くしかない!
観察場所は浜松市天文台に決定。これで問題点1・2が解決(?)(観察地点を前回と変えるのは、比較の点から良くないが前回の失敗があるだけに、この際仕方ない。)
問題点3.これは調べるより他ないので、小学校図書室と市立図書館で月に関する本を借りる(コンピューター検索にも子ども達がチャレンジ)、そしてインターネットでも検索作業をした結果、わくわく理科タイムの“月や星の位置の調べ方”に高度計の作り方を見つけた。早速、T太郎が手持ちの材料で高度計を製作、方位は方位磁石があるので問題なしだ。これで、準備O.K.土曜日を待つのみ。
<11月4日 午後7時>
今日も月の観察ベストコンディション。いつものように辺りの風景をT太郎がスケッチして、月の位置を書き込む。ここまでが宿題にあたるのだが、方位磁石と高度計で月を観察し1時間後の月の様子がどう変わっていくのかを待つ。
午後7時:方位 東~東南東の間(105度) 高度 40度
<11月4日 午後8時>
外に出て、月を見た瞬間T太郎が「上がってるよ!」と声をあげた。
本当だ、一見してわかる。早速、方位と高度を記録する。
  午後8時:方位 東南東~南東の間(120度) 高度 50度
「1時間で10度高度が上がっている。」とT太郎が言うと、近くにいらした天文台の職員の女性が「夜の12時まで月は昇っていって、丁度真上にくるんだよ。それから、だんだん沈んでいくのよ。」と教えてくれた。それを聞いた私達、T太郎の測定結果の“1時間に10度ずつ登っていく”が正しければ…と考えた。「90度が真上だから…、このままいくと…、あっ、12時!夜の12時に真上に来るよ!!わぁ~。」 となりで女性の職員の方がニッコリ微笑んだ。
あぁ~できる事ならば、月が登りつめて沈むまでの観察をしたいところだが、それはまたの機会のお楽しみに取っておくことにして、天文台をあとにした。
宿題はかくして終わったが、R太郎は『どうして月は、形が変わるのでござるか?』を「はてな?」ノートに新しく書き込み、最近良く月を見上げるようになった私達は、「あれ?月の出る位置(方向)が前と違うねぇ。」と月への興味はまだまだ続いている状態です。

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2006年11月09日

「はてな?」 月 ~その1~

小学校4年生の理科の授業で「月の観察」がある。
学校から、10月29日前後の半月(午後6時)と11月4日前後の満月(午後7時・8時)の様子を観察し、月の出ている方向や高さをカードに記入する。を親子一緒にしてほしいとの依頼のお手紙が届いた。防犯面からの依頼だが親子で観察するのはとても楽しい。
<10月30日 午後6時>
 絶好の観察日和!暗くなった南の空にきれいな半月がぽっかり浮かんでいる。
早速マンションのエントランス前で、T太郎が辺りの風景(家や木など)をスケッチして月の位置を記入した。
しかし、うちのマンションは坂道に建っていて、ここから見える家並みは右に向かうほど高くなっている。もちろんT太郎のスケッチはそれを上手く表現できる技量はなく、時間を経過した月の様子をスケッチで表し、高さを比べるというのは至難の業だ。
上手く月の高さを比べられる方法はないかなぁ?と頭をひねっていると「そうだ!これを今日の「はてな?」にしない?」のR太郎の一言で『月の高さは、時間で変わるのでござるか?』が「はてな?」ノートに書き込まれた。
3人で、ない知恵搾り出し「いいんじゃないソレ!」と、ひねり出したのが「指さし法」
  『指さし法』:ひとりが決まった場所に立ち、片目をつむって月を指さし、指さした腕と身体のなす角の大きさを比較する。もしも、その角度が大きくなれば月は高く昇っていることになるし、小さければ低くなり沈んでいることになるはず…。
と仮説を立て、高さを記録し午後7時を待った。
<10月30日 午後7時>
なっなんと!!エントランスに出てみると、月はマンションの影に…。
はぁ~1時間で結構移動するんだなぁ。T太郎は仕方なく「こんな感じかなぁ」と先程のスケッチに月の位置を書き込む。観察点を少し移動して、とりあえず「指さし法」をやってみたが、やはりこの方法は、あまりにもアバウト(涙)。精度に欠けるとは思っていたが、定性くらいは出来るだろうと高をくくっていた私。1時間ごとの微妙な変化が捉えられず、子ども達は「わっかんないねぇ…、神様!」とのたまう。
(失敗は成功のもと~平気!平気!~)
  =気がついたこと=
1. 観察は広い視界が確保できる場所で行うこと。
2. 観察は坂の途中などではなく水平なところで、比較する建物も平らな場所に立っているところを選ぶこと。
3. 正確に月の位置や、高さを知る方法がないか調べること。
今回は「はてな?」を見つけ仮説を立て、調べるというところまできました。
次回 寺子屋 乞うご期待

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2006年11月07日

寺子屋 13

今回は、特別移動寺子屋編。
旅行などで長時間の移動をしている時、子ども達はいつもと違う雰囲気の中 ウキウキしていて興奮ぎみ、もちろんパワーも全開状態!!
車での移動なら、多少騒いでうるさくとも他人様にご迷惑を掛けることはない。
しかし列車での移動となると、なかなかそうはいかない現実が・・・。
何とかして子どもを静かにさせたいが、ゲーム機に長時間の子守を頼むのも嫌な感じ~。
そこで我が家でよく登場するのが、シェイプゲームとScrabble。
シェイプゲームは、一人目が何かの図形を書き次の人に渡す。すると今度はその人が、描かれている図形に何かを書き加え、形にしていくというゲームで思いもよらない楽しい絵が出来上がり、親子でとても盛り上がる。
Scrabbleはアルファベットの組み合わせで英単語を作るゲームだが、子ども達に英単語の作成は無理があるので、“Scrabble”の漢字バージョン(低学年では、ひらがなバージョン・カタカナバージョン)をやっている。
これなら、紙と鉛筆さえあればどこでも出来るし、子ども達も大好き!
という事で道中、T太郎は漢字バージョン R太郎はカタカナバージョンでママと対決する事になった。

用紙の中央部に漢字(カタカナ)の熟語を書いておく。例えば、縦書きで自転車(トランポリン)と書きその熟語の一部を使い、下図の様に新しい熟語を縦横に繋げながら空間を埋めていくというもの。

20061107terakoya13.gif

意気消沈と書き込むと、「なんて読むの?意味は?」と質問され、リンボーダンスと書けば、
「それって何?」と聞かれる。リンボーダンスは一見にしかずだが、車中ではそれこそ御迷惑なので説明だけすると「ふ~ん」とわかった様なわからない様な顔をしていたR太郎でした。
今度、機会があれば御披露いたします…。

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2006年10月19日

寺子屋 12

我が家のワンパク坊主、T太郎・R太郎は、文章を書くことが苦手!!
T太郎の担任のR子先生は、週末の宿題に日記を出してくださるが、T太郎が文章らしい文章を書くのはこの時だけ…。
1学期の初めの頃は、この宿題を持って帰るたびに
「何を書けばいいの〜?。どうやって書けばいいの〜?」
が始まり、あまりにも出来ないので 我が家ではたびたび“親子バトル”に発展!なんてことが珍しくなかった。
以前から気になっていて、文章を書かせなくては!と思い数年前に“ママと交換日記”なんて物も始めてみたけど、食いつきが悪く反応はさっぱりで3日と続かなかった。
先日、T太郎の宿題の日記を読んでみたが、何だかとても読みにくい。
あれ?句読点がない!!!!!
4年生にもなって!と開いた口が塞がらなかった。
これは大変!何とかしなくてはと思っていた時、
図書館で「はてな?で育つ子どもたち」(著:有田和正 明治図書出版)を見つけた。(NHKわくわく授業1授業2授業3
有田先生考案の「はてな?」ノート。子供たちの学級でも取り入れてもらいたいが、リクエストは難しいかな?それなら、何とか家庭で工夫してやってみよう!!
まず、何かを書きたくて、書きたくて仕方ないと思うくらい素敵なノートを探すことから、私達の「はてな?」ノートが始まった。
ステップ1:「はてな?」を見つけよう!
ステップ2:「はてな?」を見つけたら、書いてみよう!
ステップ3:「はてな?」の文章は、読んだ人がおもしろいと思える文章を書いてみよう!
ステップ4:「はてな?」の答えの予測を立ててみよう!
ステップ5:「はてな?」の予測が正しいのかどうか、調べてみよう!
このステップ5まで到達し、調べたくて仕方ないという気持ちが子供たちを動かす(追求の鬼を育てる)有田マジックにどこまで迫ることが出来るのか解らないが、とにかく始めてみよう。
とりあえず、我が家ではステップ2まで進行中。
・ イチゴは赤いのに、どうしてガムやキャンディにするとイチゴ味はピンク色で表すのかなぁ。(T太郎)
<コメント:不思議なことに良く気がついたね!ママは、そんな風に物事を見たことがなかったよ。見ていたけど見えていなかったよ。T太郎に脱帽です。> 
・ 北朝鮮のアナウンサーは、どうして怒っているみたいに話すのかな?このおじさん(ノムヒョン韓国大統領)は、怒っていないよ。どうしてかなぁ?(R太郎)
<コメント:北朝鮮の核実験を伝えるニュースをよく見ていたんだね。すごい観察力だよ。そして、良く比べることができたね。エライ!!>

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2006年10月17日

寺子屋 11

今日のテーマは、漢字。メンバーは、T太郎・R太郎・ママの3人。
そして、今日のゲームは「漢字神経衰弱」

準備に多少の時間が掛かるのが難点だけど、作ってしまえば何回でも、どんな風にも使える漢字カードを使用。
ゲームのやり方は、トランプの神経衰弱と同じ。

今まで習った漢字(今回は、2年生1学期まで)を50個ほど漢字カードからランダムに選び、漢字グループと読み仮名グループに分けカードを伏せる。
そして各グループから1枚ずつ表に返し、漢字と読み仮名が合っていれば、自分の手札に出来る。ここまでは、トランプの神経衰弱と同じだが…。
机上に札がなくなった時点で、自分の手札にある読み仮名カードを見て、ノートに正しく漢字が書けたらポイントゲット。
そのポイント数で競う。
最近「脳トレ」が必要な私には、神経衰弱は本当に神経をすり減らすゲームだ。
「えっと、この読み仮名の漢字 さっき出たよねぇ〜。」
なんて調子でさっぱり手札が増えない。
それに対し、T太郎・R太郎の記憶力の良いことなんのって、どんどん手札を増やしていく。
今日は、2年生の1学期までに習った漢字だったので、T太郎には少々簡単だったようだ。
夏休み中に何回かこのゲームを繰り返し、R太郎の漢字力をアップさせるつもりだが…。
どうでしょう???

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2006年09月20日

寺子屋 10

夏休みに入って早々、小学校で個人面談があった。
R太郎は、先生から「字を丁寧に書くこと」「今までに習った漢字の復習」の課題2つを特別に?頂戴した。
どんな風に工夫して、漢字練習をさせようか?と考えていたところ…、よく我が家へ遊びに来ているN樹君のお母さんに声を掛けられた。
N樹君は、先生に「算数で勉強した“長さ”」を復習するように指示されたとか。
それじゃあ、夏休み中に一緒に勉強しようか!ということになり、夏休み寺子屋第1弾が、始まった。
今回はN樹君の苦手、長さをテーマに「測ってみよう!」に決定。

子供たちに、さぁ問題です。「ここにあるヒモを30cmの長さに切って下さい。」と質問を投げ掛けると…
「えぇ~、わからない!」「30cmってどのくらい?」との声が続出!そして、なんだかんだと言いながら、みんな30センチと思われる長さにヒモを切りました。このヒモは名前を付けて一旦、回収。
長さの理解のポイントは、cm・mmなどの目盛りの読み方云々の前に、実際の長さをイメージできるかどうか。
そこで、持参したものさしで家の中にある物・目に付いた物を、手当たりしだい測りまくってみることにした。
測るは、測る。向こうに走ってティッシュの箱、戻ってきたら本・えんぴつ・などなど、挙句の果てには、鼻の下・目と目の間・・・。30分たったところで終了!!
そして再び、「このヒモを、30cmに切ってください。」の質問をしてみると、さっきとは打って変わって誰ひとり「わからない」とか「どのくらい?」の声を発しない。黙々とヒモを切り始めている。すごーい!!
最後に、1回目と2回目に切ったヒモの長さを比較して、今日の寺子屋終了!

後日談:次にまたN樹君が遊びに来た日 おやつにみんなでスイカを食べた。
そのあと、スイカの種をひとり20個持って公園で「スイカの種飛ばし大会」開始。
助走を付けて、思いっきり種を飛ばす。
今度はメジャーを使ってm(メートル)を測ってみた。最高記録は、T太郎の2m
18cmでした。

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2006年07月05日

寺子屋 9

久しぶりの寺子屋。
今日は、小学生2年・3年・4年の男の子4人が集まった。
そのうちのひとりは、アメリカから夏休みを利用して3週間だけ2年生のクラスに編入してきたKenくん。
日本人のご両親とL.A.に住んでいるが、生まれも育ちもL.A.という生粋のL.A.っ子。
週末3時間だけの日本人学校での日本語習得に危惧を感じられたご両親が、おばあちゃまが住んでいるここ浜松にKenくんを単身送り込んできたというわけ。
航空会社の方がたがヘルプしてくれるし、乗ってしまえば迷子にならない。とは言うものの、8歳での一人旅は心細かっただろう。
「アメリカからひとりで来るのは大変だったでしょう?うちのR太郎では無理だと思うよ。」と言うと、「飛行機のご飯が不味かったし、眠れなくてずっとT.V.見てた。」
「日本のこども、あまりしないね。子供ひとり飛行機に乗ること。でも、アメリカのこども、時々する。僕の友達もひとりで飛行機乗った。」とのこと。
いろいろと考えさせられる一言でした。
いつもとは、ちょっと違う国際的な雰囲気(?)のなか、みんなが大好きなドッジボールからスタート。
遊んでいる間もKenくんは、アメリカでの話をたくさんしてくれた。そして、それを聞いたほかの子は日本ではこうだよ。と、お互いの環境や文化を小学生の目線で話していて、これも立派な国際交流だ!と、とても興味深かった。
お昼は、みんなで'焼きそば作り‘
材料をそれぞれ、日本語と英語で大合唱しながら野菜を切ったり、炒めたりしながらワイワイと楽しく作り、美味しく食べました。
そして、極めつけ!Kenくんが、みんなに教えた英語の中で1番のヒットは・・・
“I can belch A B C s.~a~b~c~.”(ゲップでA B Cが言えるよ。~a~b~c~)とゲップをしながらみんなでA B C !!これにはみんながハマッて“I can・・・”とやっていたが、最後にKenくん「ゲップはアメリカでは、失礼になるからやらないでね。」と一言。
みんなが、楽しく覚えた英語は残念ながら使えませ~ん。

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2006年04月28日

寺子屋 8

今日の寺子屋は、理科の実験ですぞぉ~。
「手づくりスライムの実験」(さ・え・ら社)という科学絵本を読んでから、
やって見たくて仕方なかった「つの出しスライム」と「磁石を飲み込むスライムアメーバー?」
そんな私に神様からのプレゼント? とある博物館の売店でスライムの実験セットを見つけた。
なになに・・・内容をチェックすると、砂鉄はもちろんのこと、欲しい!!と思っていた超強力のネオジウム磁石まで入っているではないか。早速、買いだぁ~。

今回の寺子屋参加者は、ダダくん・ヤヤちゃん・R太郎そしてT太郎の4人の顔ぶれ。
材料:PVAのり(洗濯のり・・・ポリビニールアルコールの物でなければダメ)
   ほう砂の飽和水溶液・・・ほう砂は薬局で購入
   絵の具
   砂鉄
   ネオジウム磁石
   ぬるま湯
   割り箸 
   使い捨てコップ
さあ、実験?(スライム遊び)の始まり・始まり・・・
①PVAのりと同量のぬるま湯をよくかき混ぜる。
  ②色を付けたい場合は、絵の具を少々割り箸の先に付けて溶く。
  ③ほう砂の飽和水溶液を少しずつスライムの固まり具合を見ながら入れる。
   まだ、ゆるいな位で止めるとうまくいく。
みんなで、思い思いの色のスライムを作り、スライムの感触や違う色のスライム同士を混ぜ込んだりと随分と楽しめた。
そして、いよいよ砂鉄入りスライム。
絵の具を入れる代わりに砂鉄を混ぜ込むと・・・本当!アメーバーみたいにネオジウム磁石に近づいてきて、磁石を飲み込んで行く。
「すご~い!まるで生きているみたい!」とみんなの声が重なる。
砂鉄スライムに磁石を近づけると・・・でる・でる、つのが出る。

みんな、良く手を洗うんだよ~。
ワーワー・キャーキャーと大興奮のうちに、今日の寺子屋 終了!

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2006年04月27日

寺子屋 7

今日は、よもぎ団子作り。
まずは昨日、茹でてあく抜きをしたヨモギをすり鉢でゴリゴリとすりつぶす作業。
この作業は、みんな幼稚園で毎年やっていたお手の物作業だ。
その後、はかりを使って他の食材の分量を測定。
「オレまだ、はかりの読み方習ってないから解らない!」とR太郎
「じゃあ、教えてやるからお前が分量を量れよ。」とT太郎が切り返す。
「えっと、ここが100だろ。だからこの10等分してある長い線が10ずつのメモリだ。」
「10等分ってなに?」
「100を同じぶんずつ、10個に分けるってこと。」なんてやり取りをしながら、R太郎はかりの目盛りの読み方を学習する。
うるち米粉140g・もち米粉60g・よもぎ50g・砂糖50g・ぬるま湯160cc
準備オッケー!
担当の‘分量はかり’の大役を果たしたR太郎、
「今日はもう、算数の宿題しなくてもいいくらい勉強した気がする~!!」と叫んでいた。
次は、材料を合わせてコネコネ。
子供達は粘土遊び状態ながらも、上手にお団子を丸めていく。
最後は蒸し器に入れて、あんこ入りの団子と串団子の出来上がり!
みんなの好みとしては、もう少しモチモチとした柔らかさが欲しかったが、それは次回の検討課題という事で・・・初めての団子作りにしては上出来という事にしておこう。

今日の寺子屋も「いただきま~す。」の美味しい寺子屋でした。

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2006年04月26日

寺子屋6

今日の寺子屋は、山梨県のおじいちゃん家の裏山で開催。
みんなで春を探そうがテーマ。
おじいちゃん・おばあちゃんは、どんな春を一緒に見つけてくれるでしょうか?
帽子をかぶり、水筒・おやつをリュックに詰めて準備O.K
さあ出発!!
山道を登る途中に、つくしとスギナを発見。
「つくしが大きくなると、スギナになるんだよ。」とおじいちゃんが教えてくれました。
よ~しとここで、つくし取り開始。
突然、R太郎が「これ、すっげ~」と叫んでいる。
なになにと見に行くと、手には‘下半分がスギナで上半分はつくし’なる物が・・・
つくしもスギナも知っていたけど、つくしからスギナへってこんな風に変わっていくんだぁと、思わず感心した私でした。
おばあちゃんが「つくしは、佃煮や油いためにしてたべられるよ。」と言うと、じゃあ、たくさんとって食べようか?と言うことになったのですが・・・スギナがボウボウに生えている中で、沢山のつくしを見つけることは困難を極め、数を集められずつくしを食することは今回断念!!
それなら、よもぎだぁと言うことで、つくし取りからよもぎ取りに変更!
よもぎ探しは、幼稚園の時からよもぎ団子作りでお手の物。
ヨモギのどこを摘めば良いのかも熟知している子供たち。
あっという間にスーパーの大袋いっぱいのヨモギをゲット!
浜松に帰ったらヨモギ団子作りだぁ~

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2006年04月25日

寺子屋5

浜松プレーパークで遊ばせてもらった時、名人あゆみちゃんからベッコウ飴とキラびー玉の作り方を教えてもらったT太郎とR太郎。
家に帰ってからも「今日のおやつは、ベッコウ飴!」とお玉を持ってガスコンロに向かう・・・
いいんだけどねぇ、吹きこぼれたベッコウ飴がくっついたコンロの掃除をするママのことも考えてね。
ほかに何か良い方法はないかなぁとみんなで考えた結果。「ホットプレートはどうだ!!」と言うことになった。
早速、試してみる。
①ホットプレートの上にアルミホイルを置き、砂糖と水を入れスイッチオン。
②割り箸でまぜまぜしながらしばし待つ。
③砂糖水がぶくぶくと泡立ってきたら、砂糖水の色に注目!色が黄色に変色したら水を少しだけ張ったバットなどにアルミホイルを移して飴を冷ます。(この時、飴が固まる前に楊枝をつけておくと良い)
④触ってみて飴が固まっていれば出来上がり!アルミホイルをはずして、さあ召し上がれ。

=ベッコウ飴作りをしている時に、気づいたこと。=
砂糖水を作るとき、水を入れすぎると飴になるまでに時間がかかる。→砂糖が湿る位の水でいい。
砂糖水が、黄色になってきたら素早く火から下ろす。→見ている間に色が変わりこげ茶色になってしまうと焦げて苦くなる。
ちなみに、R太郎は薄い黄色の飴が好き。
砂糖水が黄色になる前に我慢できずに火から下ろすと水あめになっちゃう。
でも、それはそれで美味しい。

今日の寺子屋は、とても美味でした。ごちそうさま!!

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2006年04月23日

寺子屋4

うちのR太郎はカタカナの伸ばす音、例えば船のボートなど、ボウトか?ボートか?
はたまたキャ・ジャーなども見ていると「小さい ャ だよね~」と頭を抱えている。
そうだよね、日本語ってとても難しいよねぇ。
ひらがな・カタカナ・漢字と沢山覚えなきゃならないしね。
そこで今日の寺子屋は、カタカナ探しゲーム!!
以前やった「いくつ見つけられるかな」のカタカナ版。
目で見つけたカタカナで表すものをR太郎・T太郎・ママの3人で順番に紙に書いて行き、正しく書けているかをお互いにチェックする。と言うもの。
始めて見ると、カタカナで書く言葉って結構あるものだ。

テレビ・カーテン・シーツ・テーブル・ヒーター・チェアー・カップ・コップ・コーヒー・パソコン・マウス・エアコン・ラグマット・タオルケット・カレンダー・ピカチュウ・バシャーモ・・・etc.出てくる、出てくる。

でも「小さいカタカナを使う言葉が出てこないね。」と振ってみると、
T太郎「キャンプファイヤー! 小さいヤも入っているし、伸ばす音も入れたよ。
「オレって頭イイ」
それを聞いたR太郎、暫く考えていたかと思うと「は~い、見つけた。キョニュー! 小さい字も2つあるし、伸ばす音も!!」
「キョ、キョ、キョニュー?(笑)確かにそうだけど、キョニュウは漢字で巨乳ってかくの!それにしても何処で見つけたのよ!」と問い詰めると
「カレンダーの中!」
見ると確かに8月は水着のお姉さんが、カンヌでバカンスしている様子が・・・。
そんなこんなで、30分強大笑いしながらカタカナ探しをやりました。

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2006年04月21日

寺子屋3

今日は、ヤヤちゃん・ダダくん姉弟が遊びにきた。
いつも、mamiさんから「家の子供たちも、寺子屋の実験台になるから使って良いよ。」との有難いお言葉を頂いていた。よ~し、今日は使わせてもらっちゃうぞ!!

今日は、「紙飛行機を飛ばそうゲーム-その1-」
まず各自、折り紙で紙飛行機を作る。
大きな画用紙を張り合わせた物に、大小いくつかの丸穴を開けた的を作り、天井からぶら下げる。
ある距離からみんなの力作飛行機を飛ばし、紙飛行機が穴を通過すると穴の大きさに応じたポイントを獲得できると言う物。
みんなの紙飛行機作りを見ているとやはり、性格が出るねぇ。
うちのR太郎は折り線もシッカリ付けずにどんどん折り進めていく。
ダダくんはシッカリ折り線に指でアイロンをかけ、年中らしからぬ飛行機を作っている。
T太郎・ヤヤちゃんは、小さい穴でも通過できるように細身の飛行機。(考えているねぇ、さすが年上組は違う!)
さあ、みんな飛行機できた?得点用紙の準備もできた?
じゃあ、小さい子順でゲームスタート!
まっすぐ飛ぶ飛行機って、なかなか難しいね。
それでも何とか小学生組みは、的を通過してポイントゲット。
なかなか的を通過できないダダ号に、T太郎「ダダは、まだ小さいからもっと前から投げられるようにしようよ。」と提案。
ヤヤちゃんも賛成。しかしR太郎「ダダだけ、ずるい!」と反論。
T太郎とR太郎の喧嘩に近い討論の様子を見ていたダダくんは、「みんなと同じ所から投げる、近くに行かなくていい。」と宣言。
「近くに行っていいんだよ。」の声にも首を縦に振らずそのまま、ゲーム続行。
終了してみると、やはりダダくん大差でビリ。
しょんぼりするダダくんを見て、T太郎が「ダダにボーナスゲームさせてあげようよ。」と進言。
他のみんなも意義なしの様子。
ダダくんボーナスゲームでポイントを重ね、見事な成績で第4位獲得しました。
今日はゲットした、たくさんのポイントの計算もしたけど、小さな子も大きな子も公平に楽しくゲームができるようにする為には、どんな工夫が必要なのかを学んだかな。

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2006年04月20日

寺子屋2

きょうは、R太郎の友達N樹くんが宿題持参で遊びにきた。
おっ!宿題持参かぁ・・・

宿題が終わった頃、今日のおやつは各自実力でゲットすること!!と宣言し『お菓子ゲットすごろくゲーム』を行う。
ルールはサイコロを2個振り、二つの目の出た数を足した分だけ駒を進め、止まったところのお菓子をゲットできると言うもの。
1年生は繰り上がりの足し算・繰り下がりの引き算を習ったので、サイコロには答えが、繰り上がりの足し算になる数も入れてある。
止まったところにお菓子が無いのも残念なので、お菓子の無いところは もちろんジャンプ!
さぁ~始まった。
「4+8だから、えっと12 オレあめゲット」
「オレは、9+9だよ 手を使ってもいい?」
それを聞いたT太郎
「お前まだ、手を使って計算してるの?どっちかを10にするように、もう片方から貸してやるんだよ。9だからもう1もらえれば10だろ、だからこっちの9から1だけ貸してもらって、まずこっちの9を10にする。
そして、貸してあげた9は8になるから、10と8で答えは18だよ。」

誰もお願いしてないのだけど、T太郎先生なども登場して1時間弱おかしが すごろく上から無くなるまで、繰り上がりの足し算をやりました。
お菓子を食べ終わり、その後、思いっきり公園でドッチボール。
人数あわせのため参加させられた私は言うまでも無く、次の日の筋肉痛に泣く羽目に・・・。
お迎えにきたN樹くんのお母さんに、こんなことして遊んだよ。と報告したのを聞いていたN樹くん、「えっ、あれって勉強だったの」だって。

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2006年01月26日

寺子屋日記1

友達ママと家庭学習の話をしていたら、やはりそこのお家でもバトルしてるとのこと。ためしに寺子屋をやってみないと誘う。
ある土曜日、家のT太郎(小3)・R太郎(小1)・友達R君(小1)の3人で寺子屋。
「学校の宿題終わらせたらゲームするよ。みんなで宿題終わらせちゃおう~」と、先ず宿題にトライ。
今日のゲームは、『いくつ見つけられるかな?』漢字の書き取りゲーム。
実際に、目に見えたものや確認できたものを漢字で書く。と言うもの。
例えば、顔を見て‘め’を見つけたなら、‘目’と漢字で書き大人に書き順をチェックしてもらう。制限時間は30分。
子供はすごい!目に見えるものだけ書いてくるのでは、と高をくくっていた私は、ビックリ。
T太郎:「ママ、あ~って言って。」
私:「あ~」
T太郎:「‘声’、見っけ。」
R君:「そんなら、‘音’も見つけた。」漢字博士のR君は、まだ習っていない漢字も書けます。
家の中だけでは、物足りず外に出てゲームは続く。集中力もすごい。(感心・感心)
Rくん、またまた「‘くらい’を見つけた。でも漢字わからない。」そこで登場、お助けマンT太郎。
T太郎が漢字を教えてあげて、自分もチャッカリ、ポイントゲット。
R君、「‘くらい’は、日に音って書くんだぁ。ボク、日が黒いかと思った。」だって子供の考える力ってダイヤモンドの原石みたいだ。と感じた私。
そんなこんなで、30分でT太郎91個・R太郎41個・R君47個の漢字の書き取りをしたのだった。
「ママ、またやろうね。」だって。

<I先生教えてコーナー>
(質問)まだ、習っていない漢字は、教えちゃってもO.K?なの。
  (答) 子供が知りたいと思っている時が、1番吸収できる時。書き順をしっかり教えれば問題ないよ。

I先生は、現在小学校の教務を担当なさっているベテラン先生です。プロから見た目で、寺子屋kyokoにいろいろアドバイスをいただけるよう、お願いしてあります。
どんな寺子屋になって行くのでしょう。

投稿者 tom : 00:29 | トラックバック (0)


2006年01月13日

寺子屋始動?

 週5寺日制。小学校の授業だけでは学習の習熟度が足りていない現状で、先日学校から家庭学習の充実を図るように。と‘家庭学習の勧め’が届きました。
日頃から、家庭学習の必要性を感じ子供と一緒に勉強を始めるのですが、お互い甘えが出てしまい毎回バトル勃発!なんて状況に陥る我が家です。
そこで、何とかお互いキレずに勉強をする方法が無いものか?と考えるようになりました。

思い付いたのが< kyoko寺子屋>
“家庭での学習を楽しく、複数人の集団で(異年齢であればなお良い)低学年のうちに知的好奇心を刺激し、学習への動機付けをすること”を目的に家庭学習の試行錯誤を始めてみようかと考えています。

kyoko寺子屋は、“遊びの場”です。
でもただ、遊ぶのではつまらないから頭も使いたい。
自然の中で遊びながら、様々な知識が吸収できるよう工夫をして楽しむところ。
そんな場所を作りたいのです。
吉と出るか、凶と出るか。
・・・まだまだ手探り状態の奮闘記、はじまり、はじまり・・・

投稿者 mami : 00:15


2006年01月12日

kyokoの自己紹介

はじめまして、kyokoです。
新潟生まれの新潟育ち、なぜか縁あって浜松の地に住み着いて早5年。
小学校1年生と3年生の男の子を持つ、子育てママです。
ここのホームページ管理人のmamiさんとは、子供の幼稚園時代の絵本クラブ仲間つながりで、
冬の太陽みたいな“ぽっかぽっかさん”の彼女の魅力に惹かれ、
何故か気がつくと、“いくじ・寺子屋”の担当になっていました。
若い頃から「何をしたいの?」の質問に、「育児!」と即答していた私ですが、見るとやるでは大違い!!
それでも、泣いたり・笑ったり・怒ったりしながら“楽しく子育て”をモットーに奮闘中の毎日です。
このホームページでは、子育てについての講演会参加レポートや子供の遊びの場にしようと考えている
“寺子屋”について、近況報告などをしたいと思います。

投稿者 mami : 21:12 | トラックバック (0)