2007年05月14日

ドイツ幼稚園の思い出

お久しぶりです。ドイツは、春の訪れは例年より早かったけれど、今週は、なんだか寒いです。
我が家の息子のドイツ幼稚園生活も終わり、4月から、日本人学校に通ってます。
今回は幼稚園生活をちょっと、振り返ってみようかなあ〜〜。当初は、親子とも、言葉もわからず、四苦八苦。
ドイツ語のお便りの解読に2時間かかったり、掲示板の手書きの文字は、日本で習ったアルファベットとは書き方が違っていて、
解読不可能。(これは、最後までそうでした。)常に、緊張してたかな。でも、ドイツ人は、相手が困っていると、とても、親切で、
すぐに、声をかけてくれます。っていうか、私から誰か助けてオーラがでていたに違いない!
なんとか、やってこられました。息子も人懐っこさを武器に、のびのびと過ごしていたと思います。
日本との違いは、やはり、時間の流れ。これを達成させようとか、これをしなくてはいけないということがほとんどないので、
自分でやりたいことをする時間が長い。本人がやりたくないことは、強制しない。お遊戯とか、発表会はありませんでした。
みんなで、そろって統率して何かをするってことがない。そう、運動会もありません。のんびりというか、アバウトというか。いつからか、その力の抜けた感じが心地よくもなってきました。でも、日本幼稚園の、1つ1つ何かを身につけていくやり方は大事だなあとも、実感。
でも、この幼稚園だからこそ味わえたことも、たくさん!!! ドイツの風習や行事を体感できたこと。教会の幼稚園だったこともあるけど、宗教がらみの行事が多く、その雰囲気は、当たり前だけど、「ヨーロッパだっ!」って感じ。
誕生会もきれいに飾ったテーブルにろうそくを灯して、親の手作りケーキをみんなで食べて。これは、子供にとって忘れられない思い出
になるだろう。バーべQ、クリスマス、イースター。。。子供のうれしそうな顔。。。
それから、かけがえのないもの!いろんな国の、いろんな人種の子供達となんの隔たりもなく遊べたこと。
言葉が通じなくてきっと、悲しい思いもしたと思うけど、みんなとふれあえたこと。抱きしめてくれた先生。
それらが、彼にとって素敵な芽となって、心に残ってくれたらいいなあ。。。
最後の日、子供はあっけらかんとしてたけど、私は、つい、なみだ。。。 とても、ビックサイズの先生にハグしてもらいました。ウフッ!

投稿者 : 09:31 | コメント (0) | トラックバック (0)

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