まみむメモ
知っていると、何倍も楽しい!
そんな情報集めてみました。
でも、こっそり…と。
 中川季枝子「ぐりとぐら」

中川さんが保母時代、「ちびくろさんぼ」のホットケーキにうっとりする園児たちに、もっとおいしいカステラをと考えたのが「ぐりとぐら」の誕生につながった。

 林明子「こんとあき」

この本にはモデルがいっぱい。
表紙のご夫婦は、林さんのご両親。
おばあちゃんも、お祖母様。
あきは姪っ子。
そしてこんも、まずご自身がぬいぐるみの「こん」をつくられたそうです。

 片山健 「おばあさんの青い空」

この本の中の、「コジさん」と呼ばれ、おばあさんを背にのせ飛んでいるのは、そう、スズキコージさんです。

 
 田島征彦 「じごくのそうべい」 、田島征三 「とべバッタ」

田島征彦(兄)と田島征三(弟)は、双子の兄弟。でも、田島征彦は「たじまゆきひこ」で、田島征三は「たしませいぞう」で、苗字の読み方がちがうんです。

 
 ゲオルグ・ハレンスレーベン、アン・グットマン 「リサとガスパール」

フランス生まれのリサとガスパール
絵はゲオルグ。文はアン。
2人は夫婦。
アンとアンの弟の、小さい頃がモデルになってるんですって。

 
 ガース・ウイリアムズ 「しろいうさぎとくろいうさぎ

ローラ・インガルスの「おおきなもりの小さな家」の挿絵で世界的に有名。

 
アーノルド・ローベル 「がまくんとかえるくん

ニューヨークの美術学校ブラット・インスティテュートに入学。
そこで同級生のアニタと結婚します。
アニタ・ローベル。「アンナの赤いオーバー
ポーランド生まれ。ユダヤ人。
強制収容所で生きのび、アメリカに移住。プラット・インスティテュートで美術を学ぶ。
デザイナー、絵本作家、歌手、女優として活躍する。

 
バージニア・リーバートン 「ちいさい おうち

この話は、2人の自分の子どものために作ったお話。

 
マリー・ホール・エッツ 「もりのなか」「また もりへ

この本は、病に倒れた夫の診療先で、描いたという事です。
幼いころから先生もびっくりするほど絵が上手で、
先生は大人のクラスに入れて絵の勉強をさせました。
1つの絵本を仕上げるために何百枚ものスケッチをし、
夜と昼の色分けの工夫を加えたりしたそうです。
医学部教授のハロルド・エッツと結婚。
「赤ちゃんのはなし」も多くのひとから賞賛されました。

 
ドン・フリーマン 「くまのコールテンくん

ニューヨークでジャズのトランペット奏者として生計をたてていましたが
地下鉄にトランペットを置き忘れたことでアートの道に専念したという面白い経歴の持ち主。

 
中川梨江子 「ぐりとぐらとすみれちゃん

ご存知ぐりとぐらのシリーズ第6作のこの絵本
すみれちゃんは4歳で短い生涯を閉じた、実在の女の子。脳腫瘍だったそうです。
すみれちゃんのお母さんがなかがわ先生とやまわき先生に
お便りを出した。そしてそれがきっかけで誕生しました。

 
赤羽末吉 「スーホの白い馬」「おおきなおおきなおいも

彼は作品ごとに必ず紙と筆を替えて心をひきしめたそうです。

 
ジャン・ド・ブリュノフ  ロラン・ド・ブリュノフ 「ぞうのババール」シリーズ

ジャンは4才と5才になる息子に、「ママがしてくれたぞうの話に絵をつけて!」
とせがまれたのがきっかけでこのシリーズを描きました。 
結核にかかり、38才の若さで亡くなるまで6冊の絵本をかいています。
彼が亡くなった後、ババールを描き続けているのは、
当時、「絵をつけて」とせがんだ息子のロランです。

 
アネット・チゾン  タラス・テイラー 「バーバパパ」シリーズ

優れた建築設計士であったアネット・チゾンと生物と数学の教師をしていたタラス
パリのカフェでテーブルクロスにいたずら書きをしたことからバーバパパは生まれました。
「バーバ」はフランス語であごひげのこと。
その時の絵があごひげのようだったのでそう名付けられたそうです。

 
ポール・ガルドン 「まほうのなべ

ハンガリー生まれ、14才で渡米。高校を卒業してから
皿洗い、電気工の助手、毛染め職人など職を転々としながら美術学校に通いました。
1日の半分を絵本作り、残りは畑仕事。自然を愛した絵本作家でした。

 
モーリス・センダック 「まよなかのだいどころ

ポーランド系ユダヤ人の移民の両親のもと、ニューヨークで生まれたそうです。
物語上手な父と絵本の好きな兄弟のいる環境で育ちます。
幼い頃はとても病弱で、母親とともに多くの時間を台所で過ごしたと言われています。
飾り付け職人の仕事につきますが、
その後からくり人形の考案で雇われたおもちゃ店で働いたりしています。

 
ウィリアム・ニコルソン 「かしこいビル

ニコルソンが再婚後に生まれた幼い娘メリーのために54才で描いたそうです。
木馬の人形、毛皮付きの手袋、お人形、笛、靴、ティーポット…。
登場するおもちゃはすべてメリーの愛用のおもちゃです。

 
ブライアン・ワイルド・スミス「おきておきて

1930年イギリス生まれ。美術学校に通い、兵役、数学の教師を経て、画家の道に進みました。
音楽の才能も豊かで、ピアニストとして陸軍学校で音楽を教えたこともありました。
現代における絵本作家の最高峰の1人。
色彩を華麗にそして自由に操るその作風から「色彩の魔術師」との呼ばれ
世界中に数多くのファンをもつ。現在は南仏プロヴァンス地方に転居し作品を作り続けている。

レベッカ・ワイルド・スミス 
1959年生まれ。ブライアンの次女。この他に「ひっぱるひっぱれ」「てんてんてん」など
お父さんとのコラボ数冊有ります。

 
トミー・アンゲラー「すてきな3にんぐみ

1931年にフランスで時計職人の子として生まれました。
のちにニューヨークに移住し、アメリカでも有数のグラフィックアーティストになりました。

 
安野光雅 「旅の絵本」シリーズ

1926年、島根県生まれ。小学校の先生を経て絵本作家へ。

 
かこさとし「からすのパンやさん

1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒の工学博士。

 
馬場のぼる「11ぴきのねこ」シリーズ

1927年、青森県生まれ。1949年上京し、漫画家としてスタート。

14年間、日本経済新聞に「ぱくさん」を連載した。

 
佐野洋子「100万回生きたねこ

詩人 谷川俊太郎さんが夫。
ご夫婦そろって、子どもの感受性にストレート。

 
マージョリー・フラック 「アンガスとあひる

画才にも文才のにも恵まれた彼女は1897年、ニューヨーク生まれ。
18才の時に画家と結婚、翌年に娘がうまれました。
毎日のようにお話をしてあげ、娘が何に興味を示し、
生き生きと反応したかということを大切にして、絵本の中に表現しました。
画家である最初の夫と別れ、その後詩人と再婚。

 
レオ・レオニ「スイミー

1910年、オランダ生まれ。家の近くの美術館が遊び場。
その後、ベルギーに父親の仕事の関係で移り、
イタリアで経済学博士を取得。
第二次世界大戦が始まると、アメリカに移住。
それから、ヨーロッパで絵を学び、アメリカに戻ってからは有名な雑誌「フォーチュン」
の美術主任や、パーソンズ・デザイン学校のグラフィク・デザイン部長を務める。

 
川端誠「おばけのふゆごもり

ここにでてくる「わら靴」の編み込みにもこだわりがあります。
むかって左は新潟、真ん中の子が履いているのは山形の編み込み、
右の子は秋田、青森なんだそうです。

 
いわむらかずお「14ひきのおつきみ

世界でシリーズ合計750万部を越える大ベストセラー絵本11冊の内の一冊。

 
レイモンド・ブリッグス「スノーマン

ほんとうに一面の雪の輝きでまるで魔法に包まれているような朝に
作者は、この本を描いたそうです。

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