この頃の赤ちゃんはお母さんをしっかり認識でき
信頼関係は出来上がっていることでしょう。
では、お父さんとは?
「毎日オレが風呂に入れてやってるのに、
女房からオレに抱かれただけで泣くのかなぁ…。」
こんな経験ありませんか?
赤ちゃんのとってお父さんあなたは、この世界で会う最初の他人なんです。
赤ちゃんはあなたをよく見ています。
「この人誰だろう?でもいつも大好きなお母さんと仲良くしているゾ。
きっといいヤツだ。なついてもやってもいいだろう。」
とお父さんとも、信頼関係を築いていくのです。
そうやってお母さんの人間関係を通して、
おじいちゃんおばあちゃんへと次第に信頼関係の輪を広げていくのです。
子どもがおじいちゃん、おばあちゃんになつかないなぁと思っている人。
まずは、自分の対応はどうか、見直す必要大かも。
この人見知りの時期が一段落すると、出てくるのが後追い。
少しでもお母さんの姿が見えないと不安で泣き出す。
どこにもついてくる。
赤ちゃんの心は「お母さん、ボク(ワタシ)を置いてかないで-!」
と叫んでいるのです。
こんな時は、きちんと言葉かけをしましょう。
「お母さんは、2階のの掃除に行くけど◯◯ちゃんも来る?」
「じゃー、一緒に行きましょう。」
これを繰り返していると子どもは
「お母さん2階に行くんだな。じゃ、ボクはここで遊んでいよう。」
という判断がついてきて、お母さんが離れてもいても裏切らない、見捨てないことが
理解でき基本的信頼関係が築かれます。
そして、自分が困った時でも親(あるいは大人)に頼ることができ
親は自分を見捨てないと安心して自立していけるのです。
子どもが昼寝をしている間に買い物に出掛け、帰ってきたら
子どもが号泣していたなんて経験ありませんか?
時間の長短ではなく、理由を告げずに出掛けることのないよう
気をつけなければならないですね。自戒を込めて…。