もう一つの大切なポイント
育て直しをする側(母親またはそれに変わる保育者)

の問題

「人は育てられたようにしか、育てられない」

つまり、自分の親からしてもらったことしか、してあげられない。

してもらっていないことは、できないということです。

だから、子どもの育て直しをしようとする場合、つらい作業になるかもしれませんが、

先ず自分の生い立ちに向き合い、自分の発達STEPを理解することが必要なのです。

ただここで気をつけるのは

私たちは少なくとも身体的に大人に成長している訳ですから

幼い自分をチェックするとともに、現在はどうかを考えなければいけません。

中には、残念なことに幼い頃には安心の場所が見つからず

成長してきたんだと気付く人があるかもしれません。

しかし、私たちの人生は「つのつく年齢」で

心の成長が止まるわけではなく、その後に出会った多くの人により成長を続ける事ができるのです。

その人はあなたの恩師?親友?あるいは夫(妻)?

覚えている方もあると思いますが、

「ヤンキー母校へ帰る」の著者で元北星余市高校の義家先生、「だからあなたも生きぬいて」の著者で弁護士の大平雅代さんなども人生の中で親以外の人から安心の場所を与えられ、自ら立ち直り、育ち直りをしてきた人達です。

では、もう一度自分をチェックして見ましょう。



1.笑えますか?

2.安全な安心できる心の場所を持っていますか?

3.人との信頼関係を築くことができますか?

4.自分の気持ちを言葉で伝えることができますか?

 伝えていますか?

5.人との折り合いをつけることができますか?

6.複数の対人関係の中でも、折り合いをつけることができますか?

7.好奇心旺盛で学習意欲がありますか?


7つを全てをクリアできたあなたは本物の大人です。

ともあれ、大切なのは、自分自身を見つめ直し
子どもと一緒に育っていく
ということに尽きるのではないでしょうか?



<レポートを終えるにあたり 子供たちへ>

ママは子育て新米ママです。

あなた達が成長する限り、ママは常に新米なのです。

だから、これからも失敗の連続かもしれないけど

ママもあなた達と一緒に楽しませてもらいながら育っていきたいと思っています。

これからも、よろしくね。

                    2005/8/10 KYOKO

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