2005年10月15日

洋なしパイ

ヤヤが赤ちゃんだった頃、友人にケーキ作りを習った。
その家庭の、母から娘に伝わるケーキというのが憧れだった。
女の子を生んだからか、よけいに思いがふくらんだ。
そんな話をしたところ、ホテルの厨房にいた友人は
「いいよ、僕が教えてあげる。そのかわり本気でね。」
プロ御用達の店に行き、泡立て器、馬の毛のはけ、デジタルはかりなどを買い
しまいには、オーブンも買い換えた。
その甲斐あって、どこにだしても恥ずかしくない「洋なしパイ」を娘に伝授できるまでになった。(と、思っている。)
ヤヤが母になって、「これ、あなたのおばあちゃんにならったのよ。」なんて言ってくれるのかな。
今日は、自分の誕生日のために、このパイの下準備をしている。

投稿者 : 16:06