2006年02月04日

終わり。そして、始まり。　（by Taro）

それは、ある日突然訪れた。
兆しが見え始めたのは年末だった。
スキー場で見かけた、黒い破片、それが兆しだった。
そのとき、これが何を意味するのか理解できなかった。
年も明け、2回目のスキー。またしても、黒い破片を目撃。
なにやらいなや予感が・・・。
思い起こしてみると、確か前回のスキーの時も、板がはきにくいなとは思っていた。
そう、黒い破片は、ブーツの底の破片だったのだ。
噂には聞いていたのだが、まさか、自分のスキーブーツが加水分解で崩壊するとは。
とはいうものの、今シーズンくらいだまして乗り切りたい。
と、思っていた3回目のスキーの最中に、とどめの一撃が。
ビンディングのストッパーが下がったまま、戻ってこない。
ストッパーとは、板が外れたとき、滑っていかないように、雪面に突き出る棒のことである。
おかげで、スキー板をはいているのに、滑らないのだ。
と言うわけで、今シーズン３回目のスキーは終わった。
さらに、追い打ちをかけるように、mamiのブーツもシェルがカチコチになって、履くに履けない状態になってしまった。今回は、死ぬ思いをしながら、ブーツを履いたが、次回もこれではつらい。
また、板も１０年以上使っているので、ボロボロ。
と言うわけで、本日、二人そろって、バーゲン品のスキーセットを調達。
以前だったら、スキーの色や形にこだわりをみせたが、とりあえず、子どもと滑ると言うこともあり、安いセットものを買うことにした。
どうせ買い換えるならと、車に積みやすいショートスキーを選択。
おかげで、スキー板が車のトランクにすっぽり収まる大きさになった。
次回のスキーは、ショートスキー初体験。
いくつになっても、初めてのことはドキドキしますね。

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