2006年02月14日

読書会とは?

20060214ningyou.jpg初めて「読書会」に行って来ました。
指定図書は長谷川摂子の「人形の旅立ち」。
5つの短編の連作で、主人公なおの不思議体験。
「めっきらもっきらどおんどん」に繋がる長谷川さんらしさを感じる本です。
私は、アニイズム息づく奄美で小さい頃を過ごしているため、この手の不思議話は何も不思議ではないのです。
田中一村を彷彿させる金井田英津子の版画の挿絵に、やはり奄美を思い出し感動したなんて感想をのべてきました。
そしてみなさんは、ご自分の小さかった昔を思い出すものの、感想の切り口は鋭く、私などは唖然でした。
人生の先輩方のお話を聞くと、この本はただの媒体で、「読書会」とはその人の生き様を、人となりを見せるためのものだということが良く分かりました。

投稿者 : 17:19 | トラックバック (0)

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