2006年06月09日

城北図書館先行見学会

10月にオープンする「城北図書館」の見学会に行ってきた。
うちから一番近い図書館ということもあって、何年か前に建設前の要望メールを出したりと思い入れも一塩。
どのくらい自分のイメージに近いだろうか? ワクワク!
先ず、地下に駐車場、99台分のスペース。(1階にマイクロバス用1台分)。
景観は、丸く突き出している、子どもスペースの小窓が見えるため、多少柔らかな感じはする。
1階からだとブリッジがアプローチになっている。
エントランスホールにある館内案内図にはアンテナが取り付けてあり、目の不自由な方が持つカードに反応するようになっており、すぐに職員が対応する。
このエントランスホールには、くつろぎコーナー、飲食コーナー、レストルームもある。
エコ図書館ということで、太陽光発電システムをとっており、休館日にも電力の備蓄もする。
雨水も屋上の植物に散水される。
床下からのエアコン。
自然光を取り入れての吹き抜け。
場所柄、防衛庁から1億2千万の補助があり防音対策がしっかりなされている。
ブックポスト、(これは本愛好家には気になるところ)も投げ入れても本の傷みが最小限に押さえられるよう「揺れる箱」が設置されていた。
ホームレス対策に手すりのついたいすや、波状のいす(横になれないように)。
2階に行くと、屋外読書コーナー(眼下は和地山公園)
そして、この図書館の1番のうりであるコンピューター制御の自動閉架書庫。
40万冊の保管が可能で、15年は持つであろう。
もし一杯になってもプラス40万冊の余裕はあるそうだ。
2分で取り出せるにはビックリ!
2階の受付カウンターの後ろが少しだけ、ガラス張り部分があり、中のマシンの動きが見えるようになっている。
わざわざ見せるところに意味がある?!
IT社会に対応しパソコン12台設置。もちろんモバイルパソコン持ち込み可。
個人研究室5室。
市内では初めての「ビジネス支援コーナー」設置。
クリエート浜松からCD.DVD.ビデオを移管しAVを充実。
「声のライブラリー」視聴覚障害者ボランティアの活動拠点とする。
感心したのはヤングアダルトのコーナーが独立してあり、児童室職員を配置するのだそう。
で、私の要望はというと、「乳飲み子と母に優しい図書館」。
私の意見が通ったいうよりも、他からもそんな声があったんでしょうね。
児童図書コーナーの中に子ども用トイレや授乳室。
もっと、早くに欲しかった〜。(涙)
新居町立図書館の雰囲気が好きだったので、熱く語ったのですが、
自然と共存する図書館。開館してからの進化を望みます。

投稿者 : 20:53 | トラックバック (0)

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