2006年03月26日

秋野不矩を観る

20060326shika.jpg朝、9時25分いきなり、「行くよ〜。今なら空いてる。」とタロさん。
「な、何?」
9時30分から開館の浜松美術館へ今から行く?
「洗濯は干したし、お茶碗は洗った。掃除機、まだだけど…うう〜ん行こ!」
ヤヤ、ダダ「エエ〜?」
あっという間に到着!浜松城公園はお花見の人がチラホラ集まり始めている。
美術館の自動ドアの向こう側には、外とはまったくちがった静かな時間が流れていた。
ひとけのない美術館は、自分が何処にいるのか、どのくらい時間がたったのか忘れさせてくれる。
ましてや、インドの神々がここそこに。
清らかな場になっているのは明らか。
秋野不矩さんが神主の子だったというのは、今回初めて知った。
多神教の日本から多神教のインドへ渡り、神々を描くのに、大いなる意志を感じる。
秋野不矩さんの作品「廃墟Ⅱ」は、インドの乾いた大地を向こうに、石段を残す廃墟が、私には
神へと続く御嶽(うたき)のように感じられる。
タロさんは作品リストを、私は一筆便、ヤヤは伝統的な日本画の「姉妹」を気に入りポストカードを購入。
ダダはグレープジュース!
みな満足のリフレッシュタイムでした。

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