2006年04月16日

収穫１６本。

毎年恒例、たけのこ採り。
叔父さんの竹林は、車で数分のところ。
軽トラの荷台に乗って、私は風を感じている。助手席の子どもらはおおはしゃぎ。
着いた着いた！
昼なお暗い竹林。
笹竹を分け入って、たけのこ探し。
去年は、孟宗竹の間隔も広く、日の光が差し込んでいたのだが、今年は笹竹が、勢い付いている。
叔父さん曰く、これから孟宗竹が勢力を伸ばし、日の光をもっとさえぎるため、笹竹は自然と枯れていくのだそう。
自然界のきびしい掟なのだ。
私はここの竹林が大好き。
竹に囲まれ、日の光も程よくさえぎっている。
はしゃいでいる子どもたちから離れると、いきなり癒しの空間にワープする。
清められた空気を胸いっぱい吸い込んで、自然のリズムを呼び起こす。
耳を澄ませばウグイスの澄んだ声。
野うさぎの糞も発見！
見れば、おおきなカタツムリ。
人間も、ここの小さな命たちも、自然の恩恵を受けながら生きているのだ。
「おかあさ〜ん！ここにもあったよ〜！」　
　ク〜、　現実に引き戻される。
が、自然の息遣いを一番感じているのは、いつにも増して生き生きしている子どもたちなのだろう。

投稿者 : 20:52 | トラックバック (0)