2006年06月25日

赤い雨

何やら鳥たちが騒いでいる。
木をあおぎ見ていると、３０㎝はあろうかと思われる花。
「お義母さん、あの白い花は何？」
「あ〜、あれね。タイザンボクの花よ。
鳥が騒いでるのは、あの花のせいじゃなくて向こうのヤマモモの実を食べてるのよ。」
ヤマモモ？
行ってみるとびっくり、地面が赤い絵の具を流し込んだよう。
「小さい頃よく食べたよ。」とタロさん。
わ〜い、食べちゃお！　
みんなでヤマモモの木の下に行くと、ポトポト実が落ちてくる。
見上げるとかなりの鳥。
自然に落ちてくるのか、鳥が落としてくるのか分からない。
タロさんの、原風景に入り込む不思議な疑似体験。
雨の日の屋敷森に感謝。

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