2006年11月24日

比叡山 延暦寺

20061124kencha.jpg比叡山、延暦寺。
昨日の激しい雨で洗い清められ、いつもよりも澄んだ空気を吸いながら参道を歩きました。
浜松を5時に出発したため、参拝時間すぐの到着だったので、まだ人もまばらでした。
「日本仏教の母山」、聖地として世界遺産にも 登録されるだけのことはあります。
この山自体に、霊験あらたかな霊気をそこかしこに感じるのです。
今日は、他でもないこの比叡山にある根本中堂の薬師如来像を参拝するためにやってきました。
ヤヤもそのことは重々承知で、真剣に手を合わせていました。
日本のいろいろな宗教を開祖した高僧を、ほとんどここで頻出しているのにも驚くのですが、その思いが今も続くようで、1987年には「比叡山(世界)宗教サミット」なるものを開催しています。
世界で起こる戦争の端を発するのが、異宗教だったりするのですが、それに比べてここの懐の深さは驚嘆でした。
参道を一回出たところで、小さな菊花展をしていたのですが、ツリー型に咲き誇る小菊のてっぺんには、
大きな金色の星。プッ、これって、どうみてもクリスマス?
いいの〜?って思ってしまう。
でも、今、この感覚は世界に誇れるものなんじゃないのでしょうか?
白も黒も灰色も有るってことは、大事です。
紅葉の赤、空の青、「献茶式」に向かう僧侶の袈裟の柿色に目を奪われ、心洗われる1日でした。

投稿者 : 18:18 | トラックバック (0)

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