2007年03月16日

徒歩通園

今日で３年間の徒歩通園が終わる。
３年の間には、過ごしやすく、歩きやすい日ばかりでは無かった。
台風の日もあり、猛暑の日もあり、この間はみぞれも降った。
でも、みな一生懸命歩き、自然の移り変わりを肌で感じたことだろう。
待つ母も、子どもの大汗やびしょ濡れの靴を見て声をかけた。
「熱かったね〜。はやく着替えようね〜。」「あ〜、足冷たくなっちゃったね。」
どんなに子どもは、そんな母の言葉の温かさにほっとし、何度も何度も包まれ安らいだことだろう。
ここは、幼稚園から一番近いコースとはいえ、アップダウンのきつい道のりだ。
しかも、帰りがのぼり坂になる。
きっと、足腰をこの徒歩通園で鍛えてもらったと思う。
そして、小さい子を中にして手を引く年長の子ら。
幼い子を守ることを、とても自然に身に付けていった。
その子らも来月からは、園バッグがランドセルに変わり、誇らしげに一人で通学するようになる。

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