2007年06月30日

サバイバル・リュック4人分

20070630kinkyuu.jpg「それでは、家族会議を始めます。」議長はヤヤ。
「はい、では、みんなのリュックをダダ君持ってきてもらえますか?」
「ハイ!」
昼間、ヤヤのお願いで「非常持ち出し袋」をやっと我が家でも4人分準備した。
今日まで、我が家の防災グッズは「THE ARK III」のみだった。
 
 「このアーク3とは、アメリカ・カリフォルニア州で起きた災害体験をもとに研究、開発された非常食用のキットで、軽くてコンパクトなパッケージに、大人1人が3日間生き延びるために必要な食べ物と飲み水、防寒・防熱用ブランケットが収められています。 このブランケットは金属ブランケットの為、毛布などとは違い、水を吸って重くなる事がないため非常に扱いやすくなっています。
非常食としてアメリカ沿岸警備隊の承認を受けており、国連やアメリカ国防省や、IBM、ゼロックス社など、数多くの官公庁、企業、学校などに備蓄用品として採用されています。」
 
という説明文の凄さにミーハーの母はノックアウト、一昨年、4人分を思いきって買った。
賞味期限も5年とは書いてあるが10年は持つらしい。
でも、ヤヤの言うとおり食料とブランケットだけじゃねぇ〜。
   

ということで、昼間タロダダは外出で、留守番組のヤヤと母は、非常持ち出し袋作りを始めた。
ヤヤがチェックリストを読み上げる。
軍手、マスク、懐中電灯、着替えの洋服、下着、タオル、ビニール袋、ウエットティシュ。。。
それぞれのリュックに詰める。
タロさんのリュックも私のリュックも若き日の旅行のお供だった代物。
こんな風に第二の人生を歩むなんて思わなかっただろうねぇ〜。
でも、パッキングしていると不謹慎だが、なんだか楽しくなってきた。なんか旅行行くみたいね。
ヤヤも同じらしく、「おかあさ〜ん、おばあちゃんからもらった万華鏡いれとこうかな?真珠のネックレスも。。。」
「入れときな、入れときな〜!」無責任な母である。

夕食後に、父母はビールをグラスについで家族会議に参加。
久しぶりに見た自分のリュックに嬉しそうなタロさん。「オッ、旅行みたいだな。」この妻にこの夫である。。。
「では、中身の確認をします。中の物を出していってください。軍手、一番手前のポケットに入っています。」
「懐中電灯、それから。。。」
全部の確認が終わり、タロさんには家族の写真を4枚を頼んだヤヤ。
「それから、スリッパはすぐ使えるように赤い袋にいれてそこに掛けてあります。」と母も発言。
ダダには、実際にリュックを背負ってもらって歩けるか確認。
そうそう、我が友人が言った一言を思い出した「ちびたのでもいいから眉墨は入れてあるよ〜」。
マジ〜〜?!(大笑)
私も入れとこ、被災しても、目力必要よね〜。

「お母さん!カレンダーを見せて下さい。はい、次回の家族会議は7月21日になります。」
こうして、「第一回防災対策家族会議」はお開きとなりました。

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