2007年08月20日

母の自由研究

20070820panda.jpgダダの自由研究は、「なぜ肉食のパンダは草食になったか?」だった。
「昔は中国全体に住んでいたが、やがて人に追われて竹だけを食べて生き延びた。」ということが結論。
ノート作りはというと、結論までにたどりつくのに、パンダの知識をクイズ形式にして、答えを厚紙で隠したり、パンダのことが書いてある新聞の切り抜きを差し込んだりと、工夫もしてあり、自分でも良い出来だったようで、何度も読み返している。
どうなることやらと思っていたが、パンダのことを家族全員が詳しくなって、楽しい題材だった。
ダダがやったというより家族の協力でやった?まぁ〜、そんなもんだわ、1年生の自由研究なんて。。。
ということで、ダダは出来上がってしまっているので、もう満足しているのだが、母はまだまだ納得いかない。。。
ダダとは別に母の自由研究が始まった。
 

図書館の本でパンダ関係は読むだけ読んだ。
司書の方も言われていたように以外と少ない、パンダの本。
ダダが一番参考にしたのは、上野動物園パンダの食事の内容。
母はもう少し、ちがう方面から研究するかな〜。
「誰も知らない野生のパンダ」
「生きている化石」
そして「パンダの死体はよみがえる」
この本は、非常に核心を突いていて、しかも面白かった。
遠藤秀紀さんは動物の解剖学者で、パンダがいかにして竹筒をつかんでいるかの仕組みを解明し、世界的に注目された方。
パンダの「偽の親指」という6本目の指は広く知られているのだが、実はまったくこの指は動かず7本目の偽りの指があり、この指のおかげで竹筒をつかめるらしい。
熊君たちは、手はパーしかできないが、パンダはこの7本目の指のおかげで竹筒がつかめるようになったのだ!
このことが、パンダを草食獣へと導いていったのだろう。。。
ダダの最後の言葉と同じく「パンダは進化の途中」と言う言葉で、母の自由研究も閉めたい。

投稿者 : 20:36 | トラックバック (0)

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