2007年11月27日

LATERNENUMZUG

もうすぐ、12月。今週末からドイツではクリスマスの準備が始まります。
でも、その前の11月はなんだか寂しい季節。
空は、ほとんどの日がどんより。寒いし、暗くなるのも早いし。
特に今年は夏らしい夏もなかったので3回目の秋にして初めて少し落ち込みました。
でも、秋にも楽しみはあります。
それは、LATERUNE(ラテルネ)を持って町を歩く行事、日本語にしちゃうと提灯行列なんだけどね。
316年ごろ、聖マルチンという人が雪の日に寒さに震え、ぼろ布をまとった人に自分の外套を切り、半分をその男にかけてやり、パンを与えたそうです。
実はこの男はキリストであったそうです。
11月11日は聖マルチン祭で冬の始まりとされているそうです。
それらにちなみ、子供達がラテルネ(提灯)を持ち楽団やギターの後ろを歌を歌いながら行進します。
ラテルネは学校や幼稚園で作ったり、この季節になると店でもたくさん売ってます。
30分から1時間歩いたあとは、暖かいココアやパンやケーキをもらいます。
寒いけど、子供達はこれが楽しみ。みんな、心はウキウキ、からだはホカホカ。
ウチの子は教会主催のと、学校の主催のと2つ参加しました。
でも、教会で行う日は強風のため、ミサだけで終わり、行進は中止。
珍しい人の形のパンをもらって帰ってきました。
残念だったけど、パンおいしかったから、まあ、いいか。


投稿者 : 18:25 | トラックバック (0)

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