2008年06月04日

初めまして！

金魚でもなつくということを、体現してくれたピラちゃんが死んでから、早１０日が経つ。
名前を呼ぶと、シッポ（尾ひれ）をヒラヒラさせてガラスの前にやってくる。
弱ってしまって、「寝たきり金魚」になってしまって、生きているのか死んでいるのか分からない時でさえ、名前を呼ぶとかすかにシッポを揺らしていた。。。
「ピラちゃん、頑張ってよ〜〜！」
学校に行く時も、帰ってからも真っ先に声を掛けていたヤヤダダ。
私の母が言うには、ピンピンコロリが良いけれど、それでは、後に残った者の心の準備ができないから、１週間ぐらいは看病させた方がいいのよと言っていた。
それが、ピラちゃんを通して良くわかった。
最初の驚きは、言葉には出来ない。。。
でも、「寝たきり金魚」になってだんだん弱っていくのを見ると、こちらの心の準備も出来てきた。
悲しいのだが、静かに＜死＞を受け止めた。
　　

タロさんが、金魚屋に行こうと、ヤヤダダに声を掛ける。
私たちが、＜ピラちゃんをしのぶ会＞で、しんみりしているからに違いない。
現金なもので、金魚屋に行くと、大騒ぎのヤヤダダ。
小赤を見ると、ピラちゃんを思い出すわなんて思っていたら、スイミー一匹みーつけた！！
よーく見ると。。。なんじゃ、おまえの顔。（爆笑）
「ちょっとちょっと、この子の顔見て！！お。。。おじさん？」
ヤヤダダ、タロさん大爆笑！！
唇は黒いし、モヒカンだし。。。
見るたびに爆笑！！
「お母さんだったら、このおじさん家に連れてくな〜。」
「じゃ、僕が買うね。」ダダのお小遣いで買える３４円。
ということで、この子は、我が家に笑いをふりまいてくれている。
名前は、おじさん。。。じゃなくて＜だん吉＞。
不思議なことに、日に日に、黒い模様の面積がドンドン少なくなってきている。
だん吉がだん吉でなくなる日がくるのだろうか？

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