2008年07月22日

モンテ・クリスト伯

20080722hon1.jpg数週間前のことだが、ダダの担任の先生が、「巌窟王」の話を10分以上もかけて、熱くお話してくださったそうなのだ。
その話を、また母に 目キラキラ で話すダダ。
うん、面白い話だよね〜。
確かお母さんも、小学校の5年か6年生ぐらいの時に「モンテ・クリスト伯」を読んだんだよ〜。
え?そうそう「岩窟王」も「モンテ・クリスト伯」も同じ話だよ、読みたいの?
そんな話をして図書館に予約をかけたら、間違えて「岩窟王」じゃなくて「モンテ・クリスト伯」がきちゃった。
え?これでいいの?ちょっと難しいかもよ。いいの?まっお母さんが音読すればいいかっ。
やっぱり、面白いからダダの読んでる抄訳版「岩波少年文庫」じゃなくて、完訳の方もお母さんは同時進行で、読み直してみようかな?
そんなことしてる間に、よっぽど、担任の先生のプロローグが良かったのか、母の音読なんか待たず、読みだしたダダ。。。
 

20080722hon2.jpg「今、どこのあたり読んでるの?」
え〜〜〜〜?!もう脱獄しちゃったところ?早いよ、ダダ!!
それもそう、母の完訳版は全7巻で、ダダの少年文庫は全3巻。
ダダの抄訳は完訳のどこをはしょってるのか、それも気になってきた私。
結局、少年文庫3冊も読んでしまった。。。
ダイジェスト版でも、十分面白い!!
当たり前なのだが、子どもの頃読んだ時は、復讐することに爽快感を感じていたような気がするが、今
大人の私はそんな単純な感想ではないなぁ〜、やっぱり。。。
人生のテーマは<許し>と見たり!と思っている私には、この本は、かなり重い。
いいなずけメルセデスが、主人公ダンテスを待たず、彼をおとしいれた男と結婚して子どもまでもうけてしまった。
その事実とダンテスが向き合う時は、思わず涙してしまった。
彼の人生は過酷だ。
この話は、事実に基づいて書かれていて、ノンフィクションの主人公は、復讐半ばで命をおとしているのだが。。。
彼は、この人生で 何を学ばなければいけなかったのだろうか?

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