2008年09月15日

パラリンピック

200800915hon1.jpgオリンピックで盛りあがった我が家だが、パラリンピックでも新たな感動をもらっている。
NHK「北京パラリンピック」は1日たりとも見逃さず、録画して次の日に見ている。
昔から、図書館の「みんなで楽しむ障害者スポーツ」なんていう本を、何回も借りてきては熟読し、かなり詳しくなっているダダにとっては、実際の映像も興味深いのだろう。
ダダは、オリンピックもパラリンピックも同じスポーツということで、スポーツ観戦好きの血がうずくのだろうか。
それなら、母にも分かる。
知らないスポーツが多く有り、障害者のやるスポーツというだけで、私たちは見ているわけではない。
「ボッチャ」「車いすテニス」「ゴールボール」なんて、今すぐやってみたい。
「車いすバスケット」なんて、格闘技好きの人なら見ていて熱くなる。
 

200800915hon2.jpgだが、ダダが夢中になる理由に、まだ心当たりがある。
「さっちゃんのまほうのて」という、先天性四肢欠損という障害を負って生まれた女の子が、傷つきながらも、頑張って生きて行くという絵本がある。
この絵本はヤヤダダが小さい時に、読み聞かせをしていた。
その後、ダダは何回も本棚から引っ張り出して、一人で読んでいたのを思い出す。
もしかすると、この絵本がダダの心に何かを残していたのかもしれない。
子どもたちの心が真っ白な時に、いろいろな人たちと出会って欲しい。
いろいろな人がいるということを、当たり前のこととして、そして思いやる人に育って欲しい。
そんな想いで、この絵本を読み聞かせしていた。
そんなこんなで、障害に関しては、本やパラリンピックなどを見て、自分で感じているのだと思う。
この前の食事中にダダが、こんなことを言った。
「おかあさん、目が見えない人って、ご飯食べる時も、見えないんだよね〜。」
そりゃそうだよね〜、ってダダを見ると目をつぶってご飯をモグモグしていた。
あの、小さな脳みそで、何か 一生懸命 考えているのだろう。

投稿者 : 08:55 | トラックバック (0)

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