2007年09月13日

バーティミアス

20070913hon.jpg先日から、はまりにはまったファンタジー「バーティミアス」
面白いとは至る所で、書かれていたので、とても楽しみにしていたのだが、想像以上だった。
手元に来たときには、本の厚さには驚いたが、一気に引き込まれ、息を飲む展開に心配するには及ばず、アッと言う間に読んでしまった。
「バーティミアス」とは5010歳の妖霊、そして召還したのは12才の魔術師見習いのナサニエル。
この2人(?)のデコボココンビが笑わせてくれる!
「バーティミアス」がとても冷血無比で恐ろしいんだが、魅力的で、キュート?!
よわい5010歳の妖霊である、一筋縄で言うことを聞くわけもなく、すきさえあれば、ナサニエルの命を奪おうと、もくろんでいるのだ。
読みすすめるうちに、な〜んかこの設定読んだことがあると思っていたら、日本のコミック「うしおととら」と酷似していることに気がついた。
うしお(中2の男子)に解放された「とら」という妖怪。ここでいう「バーティミアス」である。
この「とら」もすきあらば、うしおの命を狙うのだが、ここぞというところで、ついうしおを助けたりしてしまう。
ともに妖霊や妖怪を力を合わせて、打ち倒していき、そのいろいろな経験で主人公が成長していくという話。
単純な主従関係でないところが、緊張感となって、どちらの話も見所になっている。
「バーティミアス」は1部が600頁を超える3部作。
「うしおととら」もコミック本で全33巻。
どちらも、読んで損はないけれど、気合いは必要ですね。


投稿者 : 18:40 | トラックバック (0)

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