2007年11月19日

エイプリルの七面鳥

20071119eiga.jpgアメリカ人にとって、「感謝祭」とは、いまや宗教的なものと言うより、家族や友人と過ごす大事な日らしい。
そんなことを知ってから、この映画を観ると、主人公のエイプリルの決心が痛い程伝わってくる。
この映画、予告なし先入観なしで観ると、色のちがう2つの話が平行して始まるので、何だろ?とたじろいでしまう。
片やニューヨークのハーレム、黒人の彼と同棲しているエイプリルの朝。
そしてもう一方はアメリカの中流家庭の朝。
どうつながるかと言うと実は、このエイプリルはこの家族の長女なのだ。
自由奔放に生きるエイプリルが、仲違いをしていた母や家族との再生を図る感謝祭のディナーへ向けて、映画は展開していく。
感謝祭には、つきものの七面鳥が、ある事情で出たり引っ込んだりして、ハラハラドキドキ。
この映画の大いなる小道具として、スパイスを効かせ、いい味出している七面鳥。
邦題もしたり!!
今週の木曜日こそが、エイプリルが奮闘したその日、「感謝祭」なのだ。

投稿者 : 00:58 | トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL

http://mommy-s.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/731