2008年04月28日

パンダ通

20080428hon.jpgダダの自由研究以来、私もパンダファンと化しているのだが、またこんな本を見つけた。
黒柳徹子さんの書かれた「パンダ通」という新書カバーではもったいない別格エッセイ。
黒柳さんの動物園好きは有名で知っていたが、実はパンダ好きだったらしい。
世界で初めて野生のパンダを撮影した、あの動物写真家の岩合光昭さんとの対談でも引けを取らないほど、パンダに詳しいなんて知らなかった〜。
黒柳さんが小学校の低学年の時に、カメラマンだった叔父さんのアメリカみやげでもらった縫いぐるみからのお付き合い?そして研究!ですから年期がちがう。
パンダ本を読みあさった私でも 知らない話がたくさん載っていて、黒柳さんの並々ならぬパンダへの愛情を感じた。
そして、パンダ好きな黒柳さんならではの、パンダとのハプニングは、びっくりで微笑ましかった。
その話は、こういうもの。
 

ワシントン動物園の人気パンダ シンシンを見に行った時のこと。
今まで樽のようなものに入って遊んでいたのに、長蛇の列中の黒柳さんが来た時にだけ、クルッと振り返りガラスに近づき、なんとキスまでしてくれたそう。
これには、回りの人も驚いた。
上野動物園のカンカンの時にもまったく同じことがあり、園長にはこんな所まで来たのは、後にも先にも初めてだ、本当に好きな人というのは分かるんだなと言われたんだそうだ。
動物には、きっと人間の動物好きオーラが見えているのだ。
もしくは、殺気みたいなものを察知する能力が人間より、発達しているのだろう。
そういえば、私にも似たようなことがあった。
小学生の頃、近所のレンゲ田んぼで、、ゴロンと横になって、しばらくして、身を起こすとノラネコや飼い猫が私の回りに5匹ほど等間隔に集まっていたことがあった。
<ネコ娘>というのが、当時の私のあだ名だったから、同族と思ったのかもしれない。
きっと、その時の私にも 殺気はなかったと思う。
この本では、岩合さんと黒柳さんそれぞれの、動物との関わり合い方なども話されていて、動物好きの私には こちらも興味深かった。

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