2008年08月15日

浜松復興記念館

20080815hukkou.jpg今朝 用事で実家に行ったのだが、父に「終戦の時って何処にいたんだっけ?」と聞く。
「ロシア。」「アッ、樺太よね。」
それから、戦争の話をしばらく聞く。
語り継がなければならない戦争の話を、思い出したくないのか、今まで私の方の準備が足りなかったのか、語らない両親。。。
うちに帰ると、正午。
タロヤヤダダと正座をして黙祷。
「お母さんさぁ〜、ちょっと今日行きたい所があるんだけど。。。」
「どこ〜?」
<浜松復興記念館>
 

20080815hukkou2.jpg玄関に入ると、床一面に浜松の航空写真の地図。
浜松って大きいね〜、はいつくばって見始める二人。
あの〜、そこは玄関よ〜〜!
「戦後の復興 昭和30年代の暮らしと娯楽展」という特別展もやっており、戦争だけを注目させないのだ。
良い悪いは置いておいて、私には助かる展示方法かもしれない。
戦争をテーマにした絵を見たり、玉砕の場所に行くと、途端に気分が悪くなってしまうのだ。
1階正面玄関口では、「プラタナスの木に平和の願いをかけよう!」というイベントがあった。
浜松大空襲でほとんど焼き尽くされてしまった市街地。
奇跡的に新芽を出し始めたプラタナスの木を模して、メッセージカードを葉っぱに見立てて子どもたちに平和の願いを書かせている。
ヤヤダダも「世界平和」などと書いて、2枚の葉っぱを接がせていた。
戦災復興に勇気と力を与えてくれた「市民の木」とのふれあいは、終戦記念日の今日だからこそ、ヤヤダダの心に刻まれるといいなぁ〜と母は思う。

投稿者 : 19:56 | トラックバック (0)

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