2008年08月20日

伊勢紀行 2

20080820ise.jpg「おかげ横町」を抜け、「おはらい町通り」を通り過ごし、<内宮>へ向かう。
お店に目を奪われるがヤヤダダだけど、先ずお参りしてからよ〜〜!!
火除橋を渡り、第一鳥居の前に立つ。
確か、今日は「雨 予報」が出ていたし、伊勢道では、一天にわかにかき曇りの雨も遭遇した。
でも!! なんじゃ、この暑さは。。。
ヤヤ、大丈夫?この暑さの中、歩いてお参りはヤヤが心配だわ。
ランニングのダダが、綿シャツを羽織っていた方がいいねなんて言うぐらい、厳しい日差し。。。
手水舎で、身を清め第二鳥居を抜けると、アレ?打ち水してくださった? な わけけない!
え〜〜〜!またですか?
比叡山の延暦寺にお参りに着いた時も、打ち水のごとき雨が降った後で、清められた参道を歩いた。
今回も、不思議とあの時と同じ。
先ほどの熱風や肌を射る日差しがうそのように、景色や空気が一変した。
  

ヤヤを気遣いながら歩いたせいか、参拝者の波から外れた感じになった。
ふと、あまりに静かな参道の後ろを振り返ると、何人もの白装束の神主に守られたモーニングにシルクハットを手にした方の行列がこちらに向かって歩いて来られる。
???
ガードしている方たちが、参拝者を人払いしていたのだ。
なんと、私たちはその行列の前を歩いていることに、恐れ多くもなっていたみたい。(笑)
この厳かな行列は???
ガードの方に寄ると、「先に参拝なさっても結構です。宮様がトンガを訪問なさって、無事にお帰りになったお礼の参拝なんです。」と説明してくださった。
え?皇太子?と思ったのだが、代わりの方なんだそう。
代わりと言っても、やはり神々しく、襟を正したくなるようなオーラを感じる。
その回りには、凛とした空気が漂っている。
一般拝殿左手前にある小さな南宿衛屋で、この方たちは土下座で頭を垂れてのお作法。
そのすぐ横の御簾前で、私たちもお参りさせて頂く。
「二礼二拍手一礼」。
家族で合わせた柏手が、静寂の中に響き渡り、この音が振鈴のごとく、私たちの回りだけ時間が止まってしまったように感じられた。
不思議とこの時ばかりはどなたも近くで参拝なさらず、思わず 御簾の向こう側を思わずにはいられなかった。
感謝の気持ちで一杯の参拝だった。

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