2009年02月04日

300mの土管

20090204dokan.jpg70年前の生徒たちが天竜川の石を、何回も鞄に入れ持ち運び、石炭ガラとともに埋め、6年もかけて校庭を作っていったことを、前回の広報紙の記事にした。
現代であっても、全然、見劣りしないこの排水技術は当時の生徒のアイデアというのもビックリだった。
そして、直径1m強のコンクリート土管も排水のために埋められていたという新事実も浮上した。
その詳細をお聞きするために、町の重鎮、もと自治会長さん(というか、優しいおじいちゃん)が小学校に来てくださった。
ほんと、来ていただいて良かった〜!いろいろ教えて頂いた。
学校の外の、排水溝を覗くと、当時の土管が見えたりするのも、教えていただかなければ、そのまま知らずじまいだ。
絶対、書き残しておかねば!!
そこから築山の方向に、一直線に伸びていって、およそ300mぐらい。
今でも現役の土管が埋まっていてちゃ〜んと仕事をしている。
どんなに雨が降っても、サッと乾いていくのは当時の生徒さんの血と汗の土木工事のおかげなのだ。
ロマンを感じるなぁ〜〜!!
先日、鬼太郎に指さしてもらった石も、やはり当時の天竜川から持ってきた石だとウラもとれた。(*^_^*)
そればかりでなく、築山の足をかける石も、天竜川の石が使われているのだそう。
へぇ〜へぇ〜連発!!(この小学校のトリビア状態だ。)
そして、築山に使用している土管を見て、「この位の大きさの土管だったなぁ〜」と一言。
私も、はるか70年前に、いきなりワープした一瞬だった。。。

投稿者 : 17:30 | トラックバック (0)

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