2007年06月21日

読み聞かせとは

20070621hana.jpg今年の新1年生の親には、参観会の前1時間を使って「読み聞かせの大切さ」についての講習会。
先ず、手始めに1年生の親教育ってところだろうか。
この小学校は読み聞かせに、かなり力を入れている方だ。
先生方もとても「読書」することには熱心で、前向き。
校長先生を筆頭に、先生方の読み聞かせ「お話バイキング」は子どもにとても人気なイベントの一つ。
親子読書にしろ、お話バイキングしろ、良いきっかけになっているのは確か。
そうそう、今日おみえになった司書の方は、幼稚園の絵本クラブの講習会に来て頂いたり、図書館での「読み聞かせの養成講座」で指導していただいたりと、何かとお世話になっているTさんだった。
いつもとは、格段に短い時間で、しかも1年生のお母さん方に何を伝えるのか興味シンシンだった。
  

斉藤敦夫さん脇明子さんが、講演会の中でかなりの時間を割いてお話していた「メディアの害」をTさんも伝えます。
本も読まずメディアだけで育てると、感覚的な子になる。
「なんか、うざい!なんか、きもい!」
(このメディアの問題は、一昨年の斉藤さん脇さんの講演会記録に詳しくレポートしています。是非、一読を!)
・見る番組・種類に問題があるのではなく、見ること自体に問題がある。
映像を見ていると認知症のお年寄りと同じ脳の動きをしているのだそう。
電子辞書を使っている時も同じ脳の動きなんだそう。(Tさんは面白いと言っていたが、私はドッキリ)

◎ブックスタート(0才児から始める読み聞かせ)の話です。
浜松の図書館も0才児に力を入れているそう。
根気よく読んでいると、赤ちゃんなりに分かってきて1才半頃には見入って聞けるように!
 
◎毎回Tさんのお話に出てくる「イメージする力」
何回聞いても感動する!!
一つ、二つ、三つ。。。つの付く年齢は現実と空想の垣根が低い。
そのため、読んだ本がそのまま、その子の経験となる。
現実で経験したことと同じなのだ。
素晴らしい冒険が、自分の経験として認識されるのだ。
羨ましい。。。
そして、その経験がその後の人生に、影響していく。
「な〜んか分からないけど、こんなこと乗り越えられる。」と根拠のない(あるんだけど)自信につながる。
人生前向きに、したたかに生きていけるのだ。
 
あ〜、もう少しいい本、沢山読んでおけば良かったなぁ〜と私が思ってどうする!!
せいぜい子どもらに読み聞かせをしてあげようと心に刻んだ講習会でした。
 

投稿者 : 19:59 | トラックバック (0)

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